fiabaiの表情差分の作り方|笑顔・照れ顔の画像を用意して登録する

通常顔を基準に笑顔と照れ顔を作り、fiabaiの「差分画像」に登録する手順を紹介します。花屋の店員キャラを例に、表情の指示例、画像の名前、表示条件の書き方をまとめました。

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花屋の店員キャラに、いつもの顔と、花を気に入ってもらえたときの笑顔、褒められたときの照れ顔を用意しました。同じ服装でも、目元や口元が少し変わると印象が違いますね。

fiabaiには、キャラの表情やポーズの別画像を登録する「差分画像」があります。今回は架空の花屋の店員・三枝 晴(さえぐさ はる)を作例に、画像を用意して、名前と表示条件を付けて登録するところまで紹介します。

最初は通常顔・笑顔・照れ顔の3枚から

晴は27歳の花屋の店員です。栗色の髪に灰緑の目、白いシャツと青いエプロンという外見を決め、通常顔を基準に2つの表情を作りました。

花屋の店員・三枝 晴の通常顔、笑顔、照れ顔を並べた表情差分

表紙と表情差分は、この記事用にAIで生成した架空のキャラクターです。

笑顔は口を閉じた控えめな微笑み。照れ顔は少し視線を落とし、頬に薄く赤みを付けています。照れを強く出そうとして頬を真っ赤にしたり、笑顔の口だけを大きくしたりすると、想像していた性格と違って見えることもあります。口元だけでなく、目や眉も含めて見比べたいところです。

最初から喜怒哀楽を全部そろえるより、そのキャラとの会話で使いたい表情を2つほど足すのがおすすめです。晴なら、花を気に入ってもらった場面と、接客を褒められた場面を考えました。

まだキャラの性格や口調が決まっていなければ、先にfiabaiのキャラ作成手順で設定を作っておくと、どんな表情を用意するかも決めやすいです。

元の画像を見せて、表情だけを変える

画像生成AIで差分を作るなら、基準にする通常顔を添付し、変える場所と残す場所を伝えます。髪形や服装の説明だけで毎回描き直すと、別の人のような画像が混ざることがあるためです。

晴の笑顔を作る場合の指示例は次のようになります。

添付した通常顔を基準に、同じ人物の笑顔を1枚作ってください。顔立ち、栗色の髪、灰緑の目、白いシャツ、青いエプロン、背景、胸から上の構図を保ってください。表情は歯を見せない小さな微笑みにし、口元と一緒に目元や頬も自然に緩めてください。

照れ顔なら、後半を「視線を少し下げ、口を閉じて、頬に薄く赤みを付ける」と変えます。同じ通常顔を参照にして、笑顔と照れ顔をそれぞれ作る形です。

できた画像は横に並べて、顔立ち、髪形、服の色、顔の大きさを確認します。表情の違いを見たいのに、1枚だけ顔が大きかったり服が変わっていたりすると、そちらが気になってしまいます。

今回は外部の画像生成AIで作った画像をfiabaiに持ち込みました。fiabai内のスタジオで作った画像ではありません。立ち絵を最初から用意する方法は、オリキャラの立ち絵の作り方でも紹介しています。

fiabaiの「差分画像」に登録する

通常のキャラ画像と、表情差分を登録する場所は別です。通常顔をキャラ画像に設定したうえで、笑顔・照れ顔をキャラ詳細の「差分画像」に追加します。

  1. 自分のキャラ詳細を開き、「差分画像」の「差分を追加」を押します。
  2. 用意した笑顔・照れ顔の画像を選びます。
  3. 画像ごとに名前と表示条件を入力し、追加します。
  4. 登録後の一覧で、画像と名前・条件の組み合わせを確認します。

晴の差分を登録した画面がこちらです。通常顔はこの2枚とは別に、キャラ画像として設定しています。

fiabaiの差分画像欄に、笑顔と照れ顔を名前・表示条件付きで登録した画面

fiabaiのキャラ詳細画面。記事用の非公開作例に登録したものです。

公式のキャラ作成ガイドでは、手元の画像のほか、スタジオの画像からも差分を追加できると案内されています。使う画像は、自分で作ったものなど、利用する権利のあるものを用意してください。

名前は表情、表示条件は使いたい場面を書く

名前には「笑顔」「照れ顔」のように、絵の内容が分かる言葉を付けます。「画像1」「差分A」では、一覧を見返したときにも区別しづらいですね。

表示条件には、どんな場面でその絵を使いたいかを書きます。今回登録した内容は次のとおりです。

名前 表示条件
笑顔 花を気に入ってもらい、嬉しそうに笑っている間
照れ顔 自分の花選びや接客を褒められて照れている間

単に「褒められたとき」とするより、何を褒められて、キャラがどう感じている場面なのかまで書くと、用意した絵の意図を伝えやすくなります。

公式のインライン画像ガイドでは、名前は40文字まで、表示条件は100文字までとされています。また、一度の出来事を表す「〜した時」と、状態の続く場面を表す「〜している間」を使い分ける書き方も紹介されています。今回は笑っている場面、照れている場面に使う絵として、どちらも「〜している間」にしました。

公式ガイドでは、AIが会話の場面と表示条件を照らし合わせて画像を選ぶ仕組みと説明されています。特定のセリフを送れば必ずその表情が出る、という設定ではありません。

登録後は画像と条件をセットで見直す

追加したらキャラ詳細を開き直して、笑顔の画像に笑顔の条件が付いているか、照れ顔の画像と名前が入れ替わっていないかを見ます。晴の作例でも、ページを開き直して2枚の画像・名前・条件を確認しました。

公式ガイドによると、シナリオのインライン画像に同じ名前がある場合はシナリオ側が優先されます。両方に画像を置く場合は名前の重複も確認しておきましょう。

まずは普段の顔に、会話で見たい表情を2枚ほど。画像を並べてキャラらしさを確かめてから、それぞれに合う場面を書いて登録してみてください。

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