fiabaiの TRPGモードの 遊び方| 行動宣言と ダイス判定で 物語を 進める
fiabaiのTRPGモードで行動を書き、ダイス判定を受けながら物語を進める方法を紹介。公式作例を使って、始め方、技能の選び方、章・進行や状態の見方、自動判定と自分で振る方式の違い、インクの注意点を解説します。
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この記事の目次
fiabaiのTRPGモードでは、登場人物に話しかけたり、調べたい場所を書いたりして冒険に参加できます。判定が必要な行動にはダイスが使われ、その結果を受けて語り手が続きを描きます。
たとえば、嵐で閉じ込められた官舎で、仲間と一緒に古い日誌を探す。見つけたものを誰に見せるか、危険な場所まで調べに行くかも自分で決めます。会話だけでなく、調査や選択を楽しみたいときの遊び方ですね。
この記事では公式作例を使って、始め方、行動の書き方、判定と進行画面の見方を紹介します。
嵐の 夜に 4人と 調査する
「凪原岬・嵐の夜の怪異調査 ―沖にともる、ありえない灯―」は、fiabai公式の全4章の物語です。遊び方は「TRPG(レフェリー)」。自分の行動を書けば、判定が必要な場面で自動的にダイスが振られます。
作品画像:fiabai公式「凪原岬・嵐の夜の怪異調査」。
舞台は台風で町への道が断たれた岬。あなたは最後の灯台守の孫として、祖父が残した便箋と灯台の古い鍵を持っています。沖の岩礁には、あるはずのない灯がともっています。
同じ官舎で朝を待つのは、漁協の事務員・小夜、巫女のほたる、記者の透、民俗学の助教・朔真の4人です。軽口の多い透に町の噂を聞くのか、古い記録に詳しい朔真と日誌を探すのか。相手を選んで話を進められる設定です。
祖父の便箋には「黒瀬に灯が見えたら、読まずに燃やしてくれ」という言葉もあります。秘密を誰に打ち明けるか迷いながら調べる、ホラー・ミステリー寄りの作品です。
作品を 選んで 始める
作品はTRPGの一覧から探せます。紹介文で舞台や登場人物に加え、どんな判定の進め方をする作品なのかも確認してみてください。「ダイス」の表示がある作品すべてが、自動判定のレフェリー方式とは限りません。
ログイン後に作品ページの「遊ぶ」を押すと、どの人物になって参加するかを選びます。作品に用意されたペルソナのほか、自分のペルソナや自分として参加する方法もあります。
今回の作品には、灯台守の孫という設定の「あなた」が用意されています。まずはこちらを選ぶと、祖父の便箋や鍵を持って岬へ来た人物として入りやすいです。
始まったら導入文を読み、自分が何を知っていて、誰と同じ場所にいるかを確認します。「ハンドアウト」がある場合は、プレイヤーだけが読む使命や秘密も書かれています。この作品では、便箋のことをまだ4人に話していない状態から始まります。
ペルソナ選びや物語の基本操作は、公式の「物語で遊ぶ」にもまとまっています。
行動を 書いて 判定を 受ける
「TRPG(レフェリー)」では、最初に自分が何をするかを書きます。毎回ダイスのボタンを探す必要はありません。
たとえば、朔真と日誌を探したいなら、こんな書き方です。
朔真に祖父の便箋を見せ、「日誌を探したい。一緒に本棚を調べてくれませんか」と頼む。本棚の奥や本の間に、日誌や隠された紙がないか慎重に探す。
誰に話しかけ、何を手がかりに、どこを調べるのかが伝わります。「日誌を見つけた」と成功まで自分で決めず、試みる行動を書くと、判定や語りの続きを受け取りやすいです。
判定が必要かどうか、どの技能を使うかはレフェリーが決めます。判定が入ると、技能、出目、成否などが画面に表示されます。
この画面では「観察」の判定が入り、「65% → 1 → 決定的成功」と表示されています。65%が判定の基準で、1が今回の出目です。続きには封筒を読む、朔真に渡す、さらに棚を探すといった行動候補が出ています。
候補をそのまま選んでも、自分で次の行動を書いても構いません。候補を直してから送りたいときは、横の鉛筆から入力欄に入れて編集できます。
技能を 指定して 振る 方法
使いたい技能が決まっているときは、入力欄の「技能を使う」から自分で選ぶ方法もあります。振った結果に合う行動候補から、次の一手を選べます。
この作品には、周囲の異変に気づく「観察」、古い文書を読む「調べもの」、人から話を引き出す「聞き込み」などがあります。体を動かす技能だけでなく、仲間の話を聞いたり正気を保ったりする場面にも判定を使う設定です。
自動判定と技能選択の違いは、公式TRPGガイドの「遊び方の型」で確認できます。
迷った ときに 見る 進行画面
次に何をするか迷ったら、会話の横にあるパネルを開きます。まず「章・進行」で現在の目標を見て、それから「状態」で手持ちの道具や体力を確かめると、行動を考えやすいです。
章・進行で 今の 目標を 見る
「章・進行」には、現在の章、その中の場面にあたるフェーズ、目標や選べる展開が表示されます。
この場面の目標は「四人がなぜ岬に来たのかを聞き、官舎の中を探す段取りを付ける」。まだ日誌が見つからないからといって、同じ棚をずっと探し続ける必要はなく、ほかの人の話を聞くという行動も考えられます。
「物語の進み具合」に出るクロックは、進展や危険などを目盛りで示すものです。何をすると進むか、満ちると何が起きるかは作品の設定によって異なります。公開されている手がかりがある作品では、このタブで読み返せます。
行動回数に上限がある章では、入力欄などに残り回数も表示されます。発言や行動の送信で減るので、判定のない会話なら何度でも続けられるとは限りません。聞きたいことや調べたい場所を決めながら進めてみてください。
状態で 道具や 体力を 確かめる
「状態」は、持ち物や体力などを見直す場所です。
この作品では正気、体力、所持品、日誌を見つけたかどうかなどが表示されます。灯台の鍵を持っていると分かれば、扉を開けられないか考えるきっかけになりますね。
状態の項目は作者が決めるので、別の作品にも同じ数値や道具があるわけではありません。マップが用意された作品では現在地や移動先も確認できますが、移動できる経路や場面には制限がある場合があります。
自分で ダイスを 振る 作品との 違い
もう一つの判定方式が「語り手が判定を求める」です。こちらは行動を書いたあと、語り手に求められた場面で判定カードからダイスを振ります。
| 遊び方 | 判定するときの操作 |
|---|---|
| TRPG(レフェリー) | 行動を書けば、必要な場面で自動的に判定される |
| 語り手が判定を求める | 行動を書いたあと、求められた判定を自分で振る |
どちらも「技能を使う」から自分で技能を選ぶ方法があります。まず行動を書いて進めたいならレフェリー方式、判定を求められてから自分で振る流れを楽しみたいなら、後者の作品を選ぶと違いが分かりやすいです。
「大迷宮二十層の祭壇へ ―臨時パーティの十日間―」は、語り手が判定を求める方式の公式作例です。
作品画像:fiabai公式「大迷宮二十層の祭壇へ」。
こちらは臨時パーティで地下迷宮を探索する全3章の物語。斥候のシエナ、神官のグレーテ、剣士のアルブレヒト、地図師のエミールと、道順や野営、誰に任せるかを選ぶ冒険です。怪異調査よりファンタジーの冒険が好きなら、こちらから始めるのもよさそうです。
振り直しと インクの 注意点
確定したダイスの出目は振り直せません。 語り手の応答を再生成しても、判定の出目は変わりません。失敗したときも、その結果を受けて別の方法や次の行動を考える遊び方です。
前の判定が物語に反映される前や、AIの生成中、章の完了後などは振れない場合もあります。ボタンの有無や操作の条件は公式ダイスガイドで確認できます。
ダイスを振る操作自体にはインクを使いません。ただし、判定後も含めてAIが返答を生成するときにはインクを使い、必要量は選ぶモデルなどで変わります。無料でどこまで遊べるかを考えるときは、判定の回数だけでなく、応答生成のインクも確認しておくとよいです。
まずは気になる登場人物がいる作品を開き、導入とハンドアウトを読んで、一つ行動を書いてみてください。岬の官舎なら誰に便箋を見せるか、迷宮なら誰を頼って探索するか。最初の一手から自分で選べます。
遊ぶ側の操作が分かって、自分でもこうした物語を作りたくなったら、公式の「TRPGの作り方」にサンプルの使い方や章の組み方が載っています。
この記事で紹介したサービス
fiabai
シナリオや物語の中で役を持って、AIキャラと会話できるサービスです。