AIのべりすとの使い方|小説の続き・指示・設定の書き分け

AIのべりすとで小説を書き始めたい人向けに、本文の続きを書く方法とアシスタントチャットでの指示を紹介。メモリ・脚注・キャラクターブック、リトライやモードの違い、作品の保存方法も整理します。

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この記事の目次

AIのべりすとは、本文に書いた文章から続きを生成できる小説向けのサービスです。アシスタントチャットでは「この場面を詳しく書いて」のように、対話で指示しながら進めることもできます。

書きかけの文章があるなら本文から続きを書く方法、展開や描写を相談しながら書きたいならアシスタントチャットから始めると、入力する内容を考えやすいです。人物設定や今の場面は、メモリ・脚注・キャラクターブックへ分けて残せます。

表紙は物語づくりをイメージした生成イラストです。AIのべりすとの実画面や出力ではありません。

本文から続きを書く

AIのべりすとの公式マニュアルでは、トップページの「小説ではじめる」から本文を開き、「続ける」で文章を追加する流れを案内しています。用意された書き出しの代わりに、自分の文章を入れて始めることもできます。

入力するのは、これから続けたい場面です。自作キャラの小説なら、誰がどこにいて、何を話している途中なのかが分かる文章を用意してみてください。設定一覧に加えて、続いてほしい文体やセリフの見本も本文に含めると、文章の方向を示せます。

AIが追加した文章も、次に「続ける」を押すときには入力の一部になります。気に入らない展開を残したまま先へ進むと、その文章も続きを書く材料になります。採用する部分を選んでから次へ進むのがよさそうです。

始める手順は、公式の「使ってみる」と「プロンプトとコンテキスト」で確認できます。一定以上の長さの文章を作るにはアカウントが必要です。

チャットで描写や展開を指示する

書き出しそのものより「何を書いてもらうか」から考えたいときは、トップページの「アシスタントチャット」を使えます。公式ガイドでは、描写や会話を直接頼み、追加の指示で書き進める方法を紹介しています。

次は、自分の設定に差し替えて使う指示のひな形です。

登場人物:(人物名と関係)
場所:(今いる場所)
書く場面:(今回の出来事)
視点:(誰の視点か)
文体:(残したい話し方や描写)
この場面を小説の本文として
書いてください。

返ってきた文章を読んで、会話を増やす、風景を短くする、人物の反応を詳しくするなど、直したいところを続けて伝えます。一度に物語全体を頼むより、まず一場面の方向を決めるほうが、採用する内容を選びやすいです。

アシスタントチャットは、指示だけで進める専用の使い方に限りません。公式ガイドでは、何も追記せず送信して、直前の返答の続きを書かせる方法も紹介されています。

本文の文章から続きを書く方法と、アシスタントチャットで場面を指示する方法を分けた説明図

本文継続とチャットの始め方を整理した自作図です。実画面や出力例ではありません。

メモリ・脚注・キャラクターブックに設定を分ける

人物の背景、今いる場所、次に起こしたい出来事をすべて同じ欄へ入れると、書き進めるたびに見直す箇所が増えます。作品全体の設定と、その場面だけの状況を分けてみてください。

作品編集画面の案内とプロンプトの詳細設定では、それぞれの用途を次のように説明しています。

入れる場所 内容の目安
メモリ 作品全体の情報や、忘れてほしくない設定
脚注/オーサーズ・ノート 現在の状況、次に起こしたい出来事など
キャラクターブック タグに応じて参照させる人物・地名・用語の説明

メモリは作品の全般的な情報に向く欄で、脚注はそれより優先度の高い情報として扱われます。人物の基本設定はメモリに、現在の場面は脚注に、と分ければ、場面が変わったときに脚注を更新しやすくなります。

脚注の整理には、たとえば次のひな形を使えます。特殊なコマンドではなく、書く内容を考えるためのメモです。

今いる場所:(場所)
登場している人物:(人物名)
直前の出来事:(採用した展開)
今回描きたいこと:(場面の目的)

キャラクターブックは、登録した設定を全部、常に読み込ませる欄ではありません。基本の使い方では、設定したタグが本文か脚注に含まれると、その項目を参照させます。人物ごとに項目を分け、タグには本文で使う名前を設定すると、対応を確認しやすいです。

期待した設定が出てこないときは、まずタグと本文の名前が一致しているかを確認してみてください。スキャン範囲などを細かく変える機能もありますが、最初からコマンドを増やさず、本文・脚注・登録内容の対応を見るところから始めたいです。

なお、作品タイトルの欄はAIに認識されません。 タイトルにだけ書いた人物名や舞台が必要なら、本文や設定にも入れておきます。

メモリは作品全体、脚注は今の場面、キャラクターブックはタグに応じた設定という役割を示す説明図

設定の役割と参照条件を整理した自作図です。実際の設定画面ではありません。

リトライとライティングモードを使い分ける

生成された文章を別の候補にしたいときは「リトライ」を使います。前の候補へ戻るときは「Undo」、戻しすぎたときは「Redo」です。公式のリトライ解説でも、一部が気に入らない場合は直接削除・修正する方法を案内しています。

一文だけ違うなら、そこを自分で直して続きを書く方法もあります。場面全体を変えたいならリトライする、というふうに、残したい範囲で選んでみてください。

指示の取り入れ方を変えたい場合には、ライティングモードも確認できます。現在の公式マニュアルでは、デフォルト・ソリッド・カラフルを案内しています。

  • デフォルト:基本のモード。思考ブロックに対応するモデルでは、本文の前に思考パートを挟みます。
  • ソリッド:指示を優先するモード。文章が固くなる可能性も案内されています。
  • カラフル:小説の続きを生成することに特化したサブモデルで出力するモード。積極的に指示へ従う性質ではないと説明されています。

カラフルは、単に同じモデルの表現を華やかにする設定ではありません。出力に使うサブモデルは会員ランクなどで異なります。まず基本のモードで方向を決め、指示が通りにくいときにソリッドを試す、という順で比べると違いを確かめやすいです。

旧モデルには、デフォルト・セリフ・ナラティブという別のモードもあります。手元の表示と説明が合わないときは、使用中のモデルも確認してください。読み取れる文章量や選べるモデルは、モデル・会員ランク・提供状況によって変わります。

書いた文章と設定をファイルに残す

続きを書く前に、保存方法も確認しておきたいです。公式の保存ガイドでは、「ファイルにセーブ」から独自形式の.novelファイルを書き出せます。「ファイルから新規インポート」で、その作品を読み込めます。

設定だけ別の作品に使いたい場合には、「ファイルから設定をインポート」で必要な項目を選べます。作品全体を開く操作とは分かれているので、キャラや舞台を共通にした別の話を書く際に使い分けられます。

同じアカウントでログインしても、別のブラウザ・端末からローカル保存の作品が見えるわけではありません。 ローカル保存と、サーバー側のリモート保存を区別してください。ブラウザ側のデータが消える場合もあるため、残したい作品はファイルにも書き出しておくほうが安心です。

作品リストの「ZIPですべてエクスポート」なら、ローカルの作品をまとめて保存できます。リモート保存についても、公式ガイドではパスワードのリセット・変更で全消去されると案内されています。パスワードを変える前にもバックアップを取っておきたいです。

ローカル保存の作品は別ブラウザへ同期されず、.novelファイルへの保存と新規インポートで引き継ぐことを示す説明図

ローカル保存とファイルへのバックアップを分けた自作図です。保存画面の再現ではありません。

最初は自分の一場面を入力して、続きの採用・修正とファイル保存まで試してみてください。ChatGPTやClaudeへ続きを頼む方法も知りたい場合は、AIに小説の続きを頼む進め方、NovelAIのモデル・料金・設定については日本語小説の始め方で紹介しています。

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