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Character.AIの会話は作者に見られる?公開設定と学習利用を整理

Character.AIの会話がキャラの作者に見えるかを公式FAQで確認。Public・Unlisted・Privateの違い、運営の会話データ利用、学習設定の地域条件、共有・削除時の注意を整理します。

Character.AIの会話は作者に見られる?公開設定と学習利用を整理
この記事の目次

Character.AIの公式FAQには、キャラの作者は利用者とキャラの会話を見ることができないと明記されています。

ただし、これは運営によるデータ利用まで否定するものではありません。キャラを誰に使ってもらうか、自分で会話を共有するか、会話データがサービスの改善に使われるかは分けて確認したいところです。

表紙はAIで生成したイメージイラストです。Character.AIの実際の画面やキャラではありません。

Public・Unlisted・Privateの違い

自分でキャラを作る場合は、公開範囲を選べます。公式の共有ガイドでは、次の3種類が案内されています。

  • Public(公開):他の利用者が検索や一覧から見つけて会話できる
  • Unlisted(限定公開):直接リンクを知っている人がアクセスできる
  • Private(非公開):自分だけが見て会話できる

キャラの公開範囲の説明図。Publicは検索や一覧から、Unlistedは直接リンクから、Privateは自分だけが利用できる。会話履歴を公開する設定ではない。

図:公式の共有ガイドをもとに作成。実際の設定画面ではありません。

この設定が決めるのは、作ったキャラに誰がアクセスできるかです。Publicにしたからといって、あなたの会話履歴を作者や他の利用者に公開する設定になるわけではありません。

自分だけで使いたいならPrivate、友人に試してもらいたいならUnlistedが選択肢になります。ただ、Unlistedは相手を一人ずつ指定する仕組みではなく、リンクを知っている人が開ける設定です。リンクをどこまで共有するかも合わせて考えてください。

公式ガイドでは、公開範囲はキャラの設定ページから変更できるとされています。

運営による会話データの扱い

作者に見られないことと、運営側でデータを扱わないことは別です。2026年7月1日発効のプライバシーポリシーの第1節には、収集する情報としてチャットで送信した内容、投稿した画像・動画、共有したキャラなどが挙げられています。

第2節には、AIモデルの学習を含むサービスの改善、安全性の確保、不正利用の防止などの利用目的があります。第3節では、業務上その情報へのアクセスを必要とする従業員、コンサルタント、サービス提供会社などへの開示も規定されています。

このため、キャラの作者が読めないことを、運営スタッフも一切アクセスできないという意味には広げられません。一方、この規定だけで、すべての会話を人が日常的に読んでいるとも判断できません。

作者は会話を見られないという公式FAQと、運営による提供・改善・安全対策などでのデータ利用、自分で投稿やスクリーンショットを共有する場合を分けた説明図。

図:公式FAQとプライバシーポリシー、共有ガイドをもとに作成。非公開の実装やデータフローを描いたものではありません。

ポリシーは、機密性の高い個人情報をサービスとのやり取りに含めないよう求めています。キャラとの会話には、本名や実際の学校・勤務先を使うより、物語の中で使う名前と架空の設定を書いておくほうがよいと思います。

学習利用の設定と地域の条件

学習への利用を止めたい場合は、モデル学習の設定に関する公式FAQを確認してください。ここでは、学習用データに含まれる個人情報を減らす措置を取っていることと、学習利用を止める手順が説明されています。

ただし、FAQの操作手順はEEA(欧州経済地域)・英国の利用者向けです。

  • アプリ:Settings → Data & Privacy → Improve the Model for Everyoneをオフ
  • Web:Settings → Account → Manage Account & Data → Model Improvement → Improve the Model for Everyoneをオフ

FAQでは、オフにすると新しいコンテンツが生成AIモデルの学習に使われなくなると説明しています。過去に送った内容をすべて削除する操作ではありません。また、検索・おすすめ・安全性の判定など、サービスの他の部分の改善にデータを使う場合はあるとも書かれています。

また、2026年7月1日発効の地域別プライバシー開示にも、学習・モデル改善への利用を止める権利とFAQへの案内があります。地域別文書の対象と、FAQで説明されている地域の条件を確認し、日本でも必ず同じスイッチが表示されるとは決めつけないようにしてください。設定が見つからない場合や、自分の地域でできる対応を知りたい場合は、公式の問い合わせ窓口で確認できます。

学習利用の停止とデータ削除の違い。FAQの操作手順はEEA・英国向けで、新しい内容の生成AI学習への利用停止は過去データの全削除ではない。削除も即時の完全消去とは限らない。

図:モデル学習の設定FAQとプライバシーポリシーをもとに作成。日本向けの設定画面を再現したものではありません。

会話の共有とデータ削除

自分でスクリーンショットをSNSに載せたり、コミュニティへ会話を投稿したりすれば、その範囲で他の人に見えるようになります。公式の共有ガイドでも、コミュニティのフィードで会話を紹介する使い方が案内されています。投稿前には、会話の本文だけでなく、名前やプロフィールなど写っている範囲を見直してください。

データを消したい場合も、キャラの公開範囲をPrivateへ変える操作と、アカウントやデータの削除は別です。プライバシーポリシーの第4節では、プロフィールページからアカウントを削除できることや、情報の削除を求める方法を案内しています。一方、第7節には法的義務や紛争対応などのために情報を保持する場合があると記載されています。削除を申し込めば、その場ですべてのデータが消えるとは考えないほうがよいです。

zetaも使っている方は、zetaの会話の公開範囲と非公開設定で、そちらの公式説明も整理しています。