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Character.AIが設定を忘れるときに|Story Memory・ピン留め・Factsの使い分け
Character.AIが前の設定を忘れるときに確認したいMemoryの機能を整理。無料のStory Memory・ピン留めとc.ai+のFacts、設定メモの書き方、新しいチャットへの引き継ぎを公式案内から説明します。
この記事の目次
Character.AIで残しておきたい設定は、Memory画面の「Story Memory」に書き込めます。会話中の大事なメッセージはピン留めでき、この2つは無料ユーザー向けにも案内されています。
有料のc.ai+には、会話から外見や関係性などを自動で保存する「Facts」もあります。まずは、残したいのが自分で整理した設定なのか、会話の一場面なのかで使い分けると分かりやすいです。
表紙はAIで生成したイメージイラストです。Character.AIの実際の画面やキャラではありません。
長い会話で前の設定を忘れる理由
公式FAQでは、キャラが返答のために参照できる会話の範囲には限りがあり、最近触れていない内容を忘れたように見えることがあると説明しています。チャットに履歴が残っていることと、そのすべてを毎回の返答で参照できることは別です。
そこで使えるのがMemoryの機能です。2026年5月の公式案内では、チャット上部のノートのアイコン、またはチャットメニューからMemory画面を開く手順が紹介されています。
図:公式Memory案内をもとに作成。実際の画面ではありません。保存しても返答の正しさを保証するものではありません。
背景や今の状況はStory Memoryに書く
Story Memoryは、背景設定や大事な出来事など、会話で覚えておいてほしい内容を書き込む場所です。
何を書くか迷ったら、次のように人物・関係・決まった出来事・現在地を短く分ける方法を勧めます。以下は説明用の架空の入力例です。
私は旅の途中の客。相手は宿屋の主人。
二人は昨日初めて会った。まだ互いの過去は詳しく知らない。
私はなくした手紙を探していて、相手は捜索を手伝うと約束した。
現在は翌朝。二人で市場へ向かう支度をしている。
「私」「相手」が誰か、すでに何を約束したかが分かる形にすると、設定を見直すときにも確認しやすくなります。固有名がある場合は、その名前で書いてもよいですね。
上の例で夕方まで話が進んだら、現在地を朝の支度のままにせず更新します。これはメモを整理するための提案で、この書式なら必ず矛盾がなくなるというものではありません。
図:編集側の架空の入力例です。公式の推奨書式や実際の返答・設定画面ではありません。
現実の住所や連絡先など、物語に不要な個人情報は書かずに使いたいところです。データの扱いはCharacter.AIの会話公開範囲と学習利用の記事で整理しています。
大事なセリフや約束はメッセージをピン留めする
会話の中に残したい言葉があるなら、そのメッセージをピン留めできます。自分で背景をまとめるStory Memoryと違い、メッセージをそのまま残せる方法です。
公式のMemory案内では、メッセージを長押しして「Pin」を選ぶとStory Memoryへ保存すると説明しています。告白や約束、物語の転機となった返答など、言葉ごと残したい場面に向いています。
Pinned Memoriesのヘルプには、Webではメッセージ横のメニューから「Pin message」、モバイルでは長押しから「📌 Pin」を選ぶ手順もあります。メニュー名や保存先の見え方が案内と違う場合は、Memory画面やチャットの詳細を確認してください。
ピン留めは無料でも使えますが、件数には上限があります。公式ブログではc.ai+でピンの枠が増えると案内されています。残したい箇所を選び、不要になったピンは解除すると管理しやすくなります。
Factsはc.ai+向け。自動で保存された内容も見直せる
Factsは、会話に出てきた外見・趣味・関係性などを自動で保存する機能です。公式案内ではc.ai+限定とされています。無料のStory Memoryやピン留めとは分けて考えましょう。
Memory画面には、自分のPersona、会話相手のキャラ、会話に登場した脇役のFactsを扱うタブがあります。Personaは自分が演じる人物の設定です。
「Add a Fact」から手動で追加でき、自動で保存された内容の編集や無効化、保存したくない脇役の削除もできます。会話の中で関係が変わったときや、違う設定が返答に出てきたときは、Factsに古い内容や誤りが残っていないかも確認したいところです。
新しいチャットにはFactsをコピーする選択肢がある
公式案内では、キャラから「Start new chat」を選ぶ際に、Factsを新しいチャットのMemoryへコピーするか選べます。同じ人物設定を使いたいときはコピー、別の設定で始めたいときは引き継がずに始める、という使い分けです。
ただし、ここで案内されているのはFactsのコピーです。過去の全メッセージやStory Memoryも丸ごと移るとは説明されていません。引き継ぎたい設定がコピー対象に入っているか、新しいチャットでも確認しておくとよいです。
図:公式Memory案内をもとに作成。コピー対象はc.ai+のFactsです。実際の画面ではありません。
Memory Usageの残量と、返答の正しさは分けて見る
Memory Usageは、Facts・Story Memory・会話履歴がメモリをどれくらい使っているかを確認する表示です。無料ユーザーには簡易版、c.ai+には詳しい表示が案内されています。
公式ブログでは、会話が長くなると古い文脈を整理しつつ、Story Memoryに自分で書いた内容とピン留めした内容は保護されると説明しています。
ただ、保存されている設定が毎回正確に返答へ反映されるとは限りません。残量に余裕があることも、返答が矛盾しない保証にはなりません。
設定が食い違ったときは、まずStory Memoryの人物関係や現在地、残しているピンを見直す。c.ai+ならFactsに古い内容がないかも確認する。会話を全部やり直す前に、残している設定から確かめる進め方を勧めます。