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fiabaiの会話をもっと好みに|セリフ中心で話す、物語として読む

キャラのセリフを中心に話す? 表情や景色も物語として読む?「使い魔が寄りつかない」「死霊術科の最後の生徒」を紹介しながら、fiabaiの視点設定、返答の候補、場面の楽しみ方を案内します。

fiabaiの会話をもっと好みに|セリフ中心で話す、物語として読む
この記事の目次

使い魔に好かれない学院の首席に頼み方を教える。死霊術師に召喚されて廃科寸前の教室を守る相談に乗る。fiabaiにはキャラとの会話を楽しめるいろいろな作品があります。

秋の学院で骨笛を手にするジョスラン・ラクロワと羽猫

「使い魔が寄りつかない」(作者:甘噛み)。実技の首席ジョスラン・ラクロワが使い魔への頼み方を教えてほしいと訪ねてきます。

キャラのセリフを中心に話したい日もあれば、表情や動作まで物語として読みたい日もありますよね。fiabaiでは会話の途中で文章の書き方を切り替えられます。今回はWeb版の設定から、好みの雰囲気で会話を楽しむ方法を紹介します。

まだ会話を始めていない方は公式の会話ガイドからどうぞ。

セリフ中心でキャラとやり取りしたい

描写をたっぷり読むより、相手の言葉に返事をして話を続けたい。そんなときは「視点」を「一人称(セリフ中心)」にしてみてください。キャラの発話が中心になり、動作や周囲の様子を説明する地の文は少なくなります。

設定は会話画面の歯車から開きます。PCでは会話の横にあるパネルを見てみてください。

会話の横パネルに並ぶアイコン。右端の歯車が設定

公式ガイドの設定画面。右端の歯車から視点などを選べます。

「視点」はAIが返す文章の書き方です。自分が誰として参加するかを決めるペルソナとは別なので、主人公を選び直す必要はありません。

視点の選択欄。一人称のナレーター有とセリフ中心

一人称にも2種類あります。会話を中心に読みたいなら「セリフ中心」を選びます。

ただしセリフ中心は必ず短文になる設定ではありません。過去のやり取りも引き継ぐため、切り替えた直後はそれまでの書き方が残ることもあります。

表情や景色も物語として読みたい

セリフに加えて相手の表情や周囲の景色も読みたい。そんな遊び方なら最初に選ばれている「三人称ナレーター」のままでよさそうです。地の文とセリフを交互に重ねて話が進みます。

たとえば「死霊術科の最後の生徒」は廃科寸前の死霊術科でエロディに召喚される作品。蝋燭が灯る研究棟の地下で二十八日後の査定に何を見せるかを相談します。自分がどんな存在として呼ばれたのかも決められます。

骨の標本と蝋燭に囲まれた部屋で骨の鈴を持つエロディ・ガルニエ

「死霊術科の最後の生徒」(作者:碧海)のエロディ・ガルニエ。人と目を合わせるのは苦手でも、死霊術の話になると早口になる少女です。

キャラの内心まで読みたいときは「一人称(ナレーター有)」もあります。こちらはキャラ自身の視点で地の文・内心・セリフを織り交ぜる書き方です。

視点は会話の途中でも変えられます。まずは今のまま何往復か話してみてください。セリフを増やしたいか、気持ちや情景も読みたいかで選ぶとよいですね。変更はその会話だけに反映されます。複数のキャラが登場する「物語」では視点が固定されているため切り替えられません。

文字が出るのを待たずに読みたいとき

設定の「表示速度」には「ゆっくり」「標準」「速い」「即時」があります。届いた文章をすぐ読みたいなら「即時」です。AIが文章を作る速さは変わりませんが、文字を少しずつ表示するのを待たずに読めます。この設定はすべての会話で共通です。

返事そのものを短くしたい場合は対応するモデルの「応答の長さ」から「簡潔」「普通」「長め」を選びます。ただしDeepSeek系は長さの指定に従わない旨が表示されます。表示速度を変えても文章の分量は変わりません。

次に何を話そうか迷ったら

会話は続けたいけれど次の一言が浮かばない。そんなときは「返答の候補」を「出す」にしておくと応答のあとに次の返事の候補が2〜3個並びます。

そのまま選んでもよいですし、話題だけ借りて自分らしい返事に直しても大丈夫です。候補を押すとそのまま送信されるので、書き換えたいときは鉛筆から編集してください。

この設定はシナリオの会話ごとに選べます。「物語」では作者の設定に従います。

話しながらキャラの気持ちや場面も見てみる

会話の横にあるパネルでは設定だけでなく、作品の画像や今の状況も見られます。すべてを覚える必要はありません。話の続きを考えたいときに、気になるところを開いてみてください。

絵を見ながら場面を楽しむ

画像のある作品では、会話と一緒に場面の絵も楽しめます。「フェーズで進める」遊び方では進行に合わせて場面ごとの画像が開き、フリートークでは作者が登録した挿絵が最初からすべて使われます。

場面に合う挿絵が本文に入る作品もあります。毎回自分で画像を選ぶ必要はありません。ここで表示される作品の絵と、新しくAIで画像を生成する機能は別です。

今どんな気持ちなんだろう

「感情」では会話に応じたキャラの気持ちの変化を見られます。公式ガイドでは興奮・抵抗・羞恥・信頼が紹介されています。

全部の数値を上げるのが目標というわけではありません。信頼と抵抗では、高いことの意味も違います。返事の言葉や表情と合わせて読むと、次にどう声をかけたいか考えるきっかけになります。感情の設定は作品ごとに異なり、設定がないものもあります。

持ち物や今いる場所を確かめる

話が続いて「今どこにいるんだっけ」となったら「Info」を見てみてください。所持品・所持金・同行者・体調・場所などが会話に合わせて自動で記録されます。

記録が違っていたら「編集」から1行1項目で直せます。直した内容は次の返事から話の前提になります。 自分用のメモ欄ではないので、今ある内容を読んで必要なところだけ直しましょう。返事を作っている間は編集できません。

もう少しこの場面で話していたい

「フェーズ」は物語が今どの場面にいるかを見る場所です。PCでは横パネル、スマホでは入力欄の本のアイコンから開けます。読み取り専用で、先の展開を伏せている作品では未到達の場面が「???」になります。

場面の進み方は作品によって違います。ボタンで次へ進む作品なら、条件を満たしても今の場面でもう少し話せます。出来事やAIの判断で自動的に進む作品もあります。

フリートークではこの進行を使いません。会話開始時に選ぶ遊び方は後から変えられないため、選び直したいときは公式の会話ガイドで開始前の選択を確認してください。

GPTやClaudeでもキャラと話せる

視点を変えるだけでなく、返事を書くAIそのものも選べます。fiabaiにはDeepSeekのほかにGPT・Claude・Gemini・Grokといったフロンティアモデルの選択肢もあります。フロンティアモデルは各社の先端的なAIモデルを指す呼び方です。

好きなキャラとの会話で、別のAIが書くセリフや描写も試せるんですね。会話設定の「応答モデル」から切り替えられるので、今の返事とは違う書き方を読んでみたいときに選んでみてください。

比べるなら「このキャラらしい言い方か」「情景の量は好みか」「こちらの発言を踏まえているか」あたりを見ると、自分の好きな返事を探しやすいと思います。高いモデルが必ず好みに合うわけではないので、まずは消費量を確認して数通から。

公開ガイドでは最初のモデルはDeepSeek V4.1 Flash、基本は1通1インクです。追加のインクが必要なモデルには「+N インク/通」と表示されます。

DeepSeek V4 Proの選択欄にある追加2インク毎通の表示

DeepSeek V4 Proの例。「+2」は基本の1インクに追加する量なので、1通の合計は3インクです。

公開ガイドにある例 1通の消費
追加インクのないモデル 1インク
DeepSeek V4 Pro(+2) 3インク
GLM 4.7(+4) 5インク
Grok 4.7 / Gemini 3.1 Pro / GPT-6.1 Sol(+9) 10インク
Claude Opus 5.5(+19) 20インク
「推論する」を選ぶ場合 対象のモデルの消費にさらに+1インク

「推論」は書く前に会話の流れや場面を考える設定です。インクのガイドでは「推論する」に+1インク/通と案内されています。ただしGrok・Gemini・GPT・Claudeは常に推論し、その分もモデルの消費に含まれます。

追加インクが多いほど好みの返事になるとは限りません。送る前に画面の消費量を確認しておきましょう。再生成や「続行」でも新しい返事を作る分のインクを使います。

まずは気になるキャラとの会話で、セリフを中心にするか、描写もじっくり読むかを選んでみてください。話したいことが浮かんだら自分の言葉で、少し迷ったら返答の候補も借りながら続きを楽しめます。


設定画面・使い方の出典:fiabai公式ガイド「会話で遊ぶ」