Journal /
あやかしと暮らす日常へ|AIチャットで楽しむ狐とのスローライフ
あやかしと暮らす日常をAIチャットで楽しむ遊び方。fiabaiの「狐の神様とのスローライフ」を例に、寝ぼけるタマキへの返事や朝食・買い出しの会話の入力例、遊び方の選び方を紹介します。
この記事の目次
「ん……あと五分……いや、五十年……」
桜さんの「狐の神様とのスローライフ」の作品ページには、縁側で寝ぼけるタマキとの朝が「始まりの場面」として公開されています。今日は買い出しに行く予定なのに、狐耳も尾も出たまま、起きる気配がありません。
一緒に暮らす相手が数百年を生きた化け狐なら、どう起こして、どんな朝食の話をするか。fiabaiでは、自分のセリフや行動を入力し、AIが描く相手の返事を読みながら、その先を会話で進められます。
表紙:タマキ/桜さん。公開キャラクター画像より。
縁側に居候する化け狐、タマキ
「狐の神様とのスローライフ」の舞台は、現代日本の山あいの集落です。プレイヤーは祖父から古い平屋を受け継いだ住人。その家に、五本の尾を持つ化け狐のタマキが居候しています。
タマキは見た目が二十代前半の女性で、金茶色の長い髪と琥珀色の目をしています。普段は大きめのTシャツとハーフパンツ姿で、縁側や日なたでごろごろ。人前では人間の姿をしていて、化け狐だと知っているのは自分だけという関係です。
長く生きているだけあって博識なのに、朝はなかなか起きない。この相手となら、偉い神様に願い事をする会話とは違って、同居人として世話を焼いたり、少し言い返したりするやり取りを考えられそうですね。
買い出しの日の朝に、何と返すか
「狐の神様とのスローライフ」/桜さん。作品ページの公開画像より。
公開された始まりの場面で、タマキはまだ寝ぼけながら、朝食の匂いがしないことをこちらに伝えてきます。まずはその言葉に返しつつ、買い出しに誘うところから始められます。
起きてもらいたいときの入力例です。
「五十年も寝ていたら、今日の買い出しに間に合わないよ。先に朝ごはんにしよう。何が食べたい?」
タマキの返事を待ってから、用意できそうなものを考える。まだ眠そうなら、出かける時間を相談する。最初の一通で食事も買い物も全部済ませず、相手が何と言うかを読みながら続けます。
もう少し甘やかす住人として遊びたいなら、動作も添えられます。
縁側のそばに腰を下ろす。「あと五分だけね。その間に買うものを決めたいんだけど、一緒に考えてくれる?」
どちらも記事用に考えた入力例で、実際の返答を記録したものではありません。同じ朝の場面でも、さっさと起こすのか、隣で話しながら待つのかで、自分が演じたい人物の違いを出せます。
返事を長く書こうとして迷う場合は、AIキャラとの会話の返し方も参考になります。相手の言葉に一つ答え、こちらから聞きたいことを添えるくらいの短い返事から試せます。
人間の姿で出かける相手と暮らす
家の中では耳や尾が見えていても、人前では人間の姿で過ごす。その違いも、この作品で会話を考えたくなる点です。外へ出る前に身支度を確かめたり、家にいるときとは違う話題を選んだりできそうです。
朝食、買い物、縁側でのひと休み。大きな事件を自分から持ち込まなくても、同じ家で過ごす相手に話すことは考えられます。何でも知っていそうなタマキに集落のことを尋ねるか、今日の用事を手伝ってもらうか。まずは目の前の暮らしに関わる一言を選ぶ遊び方です。
ただし、AIが続きを描くので、同じ入力からいつも同じ返事や展開になるとは限りません。相手の返事が想像と違ったときも、それを読んで自分なら何と返すか考えながら進めます。
日常の会話を楽しむ遊び方
この作品はフェーズのあるシナリオです。公式の会話ガイドでは、フェーズのあるシナリオを始める際に「フェーズで進める」と「フリートーク」を選べると案内されています。
作者が用意した展開を場面ごとに追いたいなら「フェーズで進める」。設定をもとに、展開や流れを自分で決めて会話したいなら「フリートーク」が合います。日々のやり取りを中心に遊びたい場合は、フリートークで始めるとよいと思います。
遊び方と、誰として遊ぶかは会話を始めるときに決まり、あとから変えられません。別の遊び方を試したくなったら、新しく会話を始める形です。
遊ぶには登録・ログインが必要で、AIの返答生成にはインクを使います。応答モデルなどで消費量が変わるので、公式のインクガイドも確認してください。登録から最初の返事までの手順は、fiabaiの始め方で紹介しています。
作品ページには、寝ぼけたタマキの最初の言葉が載っています。まずはそれに、自分ならどう返すか考えてみてください。朝ごはんを先にするか、買い物の相談をするか。いつもの用事を、狐の同居人と話すところから始められます。